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貧困・ホームレス
公共の場所で座る・寝転ぶことを許さない法律は、障害のあるホームレスの存在を考慮していない。シアトルで始まった新たな取り組み
『ビッグイシュー』を路上で販売していると、「モノを売るならピシッと背筋を伸ばして立てよ」との声をもらうことがある。しかし長時間の立ちっぱなしは誰にとっても疲れるものだし、販売者の中にはケガや障害などで立っていること自体が […] -
まちづくり
オーガニックはちみつを採取・流通させるローカルベンチャー。数家族が始めた「甘い」フェアトレード
アルゼンチンのラルグエロ地域(※)に暮らす先住民族のウィチ族は、野生のはちみつ採取の名人だ。彼らにとって、はちみつ採取は先祖代々受け継がれてきた伝統技術。そんなウィチ族の家族らが協力し合い、彼らの言葉で「ミツバチ」を意味 […] -
食・農
「プラごみを出さない」を売りにした店が好調、クラウドファンディングで2店舗目オープン/ドイツ・ケルンの店「Tante Olga」の取り組み
プラスチックが引き起こす環境・健康問題への意識が高まる中で、普段の買い物でもプラスチックを減らせないかと積極的に行動を起こす人も増えている。ドイツ・ケルンでは、友達同士だった3人が「プラスチックを使わない」をコンセプトに […] -
まちづくり
「賃貸住宅に住む人は持ち家に住む人より不健康」?! ― 英国の最新研究から住宅政策を考える
「住まい」は私たちの暮らしにかけがえのないもので、「住まい」と「健康」には多くの関連性があることは研究者たちも指摘するところだ。通常、「住まいと健康」の関連性をみる研究では、アンケート形式で回答者の健康状態を5段階評価し […] -
健康・衛生
ホームレス問題に向き合うことで医療コストを大幅削減:「レスパイトケア」を路上生活者に適用する米国の大きな成果
ホームレス問題を語る際に無視できないのが「医療費の増大」である。この世界共通の課題について、海外ではどんな対策が取られているのだろうか。オーストラリアのストリートペーパー『The Conversation』の記事によると […] -
原発ウォッチ!
3号機からの燃料取り出しに初歩的トラブル続出。安全で着実な廃炉は実現できるのか?ー福島第一原発事故から丸8年。
福島第一原発事故から丸8年が経過しようとしている。しかし、事故を起こした第一原発の廃炉作業は困難に阻まれて進んでいない。作業を大きく分けると、汚染水対策、プールからの使用済燃料の取り出し、そして溶けた燃料の取り出し準備と […] -
ビッグイシューのご案内
「小さいけれど多様性のある生き方」を昆虫に学ぶ/ビッグイシュー日本版355号特集は「“小さく生きる”虫たちのすごい生き方」
発達の特性や肌の色、国籍や経済状況、はたまた支持政党など、「自分と違う人」への無理解・対話の拒絶・差別の話題は残念ながら日々事欠かない。しかしたまには「人類」という枠のなかで考えるのではなく、もっと大きなスケールで考えて […] -
ビッグイシューのご案内
3月15日発売の『ビッグイシュー日本版』355号、表紙は「ザ・ローリング・ストーンズ」、特集は「虫たちのすごい生き方」です
2019年3月15日発売のビッグイシュー日本版355号の紹介です。 表紙は「ザ・ローリング・ストーンズ」、特集は「虫たちのすごい生き方」です。 -
アート・文化
デスカフェ ー 終活は高齢者だけのものではない。初対面の人と「死」について語る場が持つ意味とは
「死」について、赤の他人と腹を割って語り合うカフェというのがあるらしい。英国人のジョン・アンダーウッドが2011年にロンドンで立ち上げた、その名も「デスカフェ(Death Cafe)」。年々人気が高まっていると聞き(※) […] -
ジェンダー
女性が男性よりうつ病になりやすい理由とは?/有色人種が白人より自殺率が高い理由との共通性
ディオール・バルガスは、ラテン系アメリカ人のフェミニスト。メンタルヘルスの問題に精力的に取り組み、これまでに『Forbes』『Newsweek』『The Guardian』等の媒体に寄稿。ホワイトハウス主催「Champi […] -
イベントレポート
人生相談の相手はホームレス経験者と料理研究家-単行本『クッキングと人生相談~悩みこそ究極のスパイス』出版記念トークイベント
読者から寄せられた悩みに対して、ビッグイシュー販売者による回答と、料理研究家・枝元なほみさんが考案する「悩みに効く」料理のレシピを併せてお届けするー読者調査でお気に入りのコーナーとして挙げられることも多い『ビッグイシュー […] -
ビッグイシューのご案内
「サッカー歴がホームレス支援に活かせる!?」と始めたビッグイシュー基金のインターン。様々な社会的背景を持つ人たちと接する中で得られた視点とは
NPO法人ビッグイシュー基金では、貧困問題の解決と「誰にでも居場所と出番のある包摂社会」の形成を目指し、様々な事業を行っています。社会から孤立しがちなホームレス当事者への自立支援としてフットサルによる交流をはかっているの […] -
被災地から
福島市内で、生後5ヵ月の子どもと被災。別居中の夫が暮らす米国へ避難、DV、子宮がんを経て、米国でステップアップを目指す
福島市から米国に避難し、DV(ドメスティック・バイオレンス)被害者保護シェルターで暮らした母子がいる。福島市から避難した加藤美智子さん(48歳)と息子の正義くん(9歳)親子に、2018年3月、カリフォルニア州ロサンゼルス […] -
イベントレポート
教育委員会の人権学習の機会にビッグイシューが登壇/尼崎市教育委員会の人権啓発推進リーダー研修会へ出張授業
ビッグイシューでは、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、学校や団体などで講義をさせていただくことがあります。 今回の行き先は尼崎市人権啓発推進リーダーの方々が参加する研修。リーダーの方々は、同市の人権学習グループ(小 […] -
アート・文化
子どもを肥満や糖尿病にさせる先進国の大人たち/米国の写真家グレッグ・セガールが作品群「Daily Bread」を発表
「和食はヘルシーフード」とよく言われるが、世界で最もヘルシーな食生活の国をご存じだろうか。187ヵ国の成人45億人に調査したケンブリッジ大学による研究(2015年)によると、最も健康的な食生活をしている国のトップ10のう […] -
ビッグイシューのご案内
3月1日発売のビッグイシュー日本版354号、表紙は「エマ・ストーン」、特集は「9年目のふくしま」です
2019年3月1日発売のビッグイシュー日本版354号の紹介です。 表紙は「エマ・ストーン」、特集は「9年目のふくしま」です。 -
イベントレポート
ピアサポートの観点で、ひきこもり当事者に向き合う際に大切なこととは/「ひき桜」in横浜・割田大悟さんの講演より
現在、日本で「ひきこもり」の15歳~39歳の人は54万人と言われている。(2016年内閣府発表)そのなかで、当事者の経験を活かして、当事者に関わろうとする人も増えてきている。 2018年12月に豊中で行われたイベント「ヒ […] -
イベントレポート
「ひきこもり」は、ストライクゾーンの狭い社会への「これでいいのか」という問い/立命館大学名誉教授・高垣 忠一郎さんの講演より
現在、日本で「ひきこもり」の15歳~39歳の人は54万人と言われている。(2016年内閣府発表)同居にせよ別居にせよ、その多くには家族がいる。家族は、ひきこもりの当事者にどう向き合っており、どう向き合うべきなのか。 20 […] -
アート・文化
「ソーシャル」×「話芸」の異色のコラボで“知るきっかけ”に。上方講談師の奇才・四代目 玉田玉秀斎さんによる「ビッグイシュー講談会」第一回レポート
「話をするプロ」というと、皆さんは何を思い浮かべるだろうか。漫才師や落語家、司会業などが思い浮かぶかもしれないが、日本には「講談師」という職業もある。日本の伝統芸能のひとつで、歴史は落語より古く、独特のリズムでテンポよく […] -
公正・包摂
情報公開制度は「公益を追求するもの」、行政情報は国民共有の知的財産― 三木 由希子さんに聞く
公文書の管理や情報公開が問題となっている。そもそも公文書とは? 情報公開は市民にどんな意味があるのか? NPO法人「情報公開クリアリングハウス」理事長の三木由希子さんに聞いた。 -
アート・文化
アートでホームレス問題に関心を向けることはできるか/英国の人気音楽ユニット「アンダーワールド」による挑戦
英国マンチェスター市内では、2007年から2年に1度「マンチェスター・インターナショナル・フェスティバル」が開催され、国内外アーティストが最新パフォーマンスや作品発表を行う場となっている。 2017年の動員数は20万人以 […] -
気候・自然
プラスチックを使わない食品保存は可能か? 世界のイノベーションと個人レベルの習慣の変え方
無駄に使われるプラスチック製品に目を光らせる消費者が増え、「過剰包装」といえば真っ先に思い浮かびがちな食品企業はこれまでのやり方を変えるよう圧力をかけられている。プラスチックに代わる新素材への投資をすすめ、その対象は、ロ […] -
原発ウォッチ!
ベトナム、トルコに続き英国への原発輸出も破綻へ-足もとから崩れ始めた原子力産業
日本政府が積極的に進めてきたトルコへの原発輸出が事実上破綻した。本年1月4日の報道によれば、トルコ北部のシノップ原発計画の建設費が4基で当初の2倍の5兆円にも高騰し、採算性が悪化したためだ。そこで、メーカーの三菱重工はト […] -
イベントレポート
ホームレスの人々と働くうえでスタッフが大切にしていること/目白大学への出張講義より
ビッグイシューでは、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、高校や大学などで出張授業をさせていただくことがあります。 今回、ビッグイシュー日本東京事務所の販売サポートスタッフ・須摩と恵比寿駅西口の販売者・鈴木さ […] -
アート・文化
小学生から高齢者まで、無職も働き盛りも、障害のある人もない人も。みんなで歌う「コミュニティ合唱団」がオーストラリアで人気上昇中
“歌う娯楽”といえば日本ではカラオケ。仲間とワイワイ、時にはひとりで熱唱、ストレス発散している人も少なくないようだ。大声で歌うことは単純に気持ちが良いものだし、健康維持にも良いとされている。 そんな「歌う」ことのメリット […] -
健康・衛生
「ペットを飼うこと」の意外なメリット:認知症対策、子どもの健全な育成、病人・囚人にも…その有効性とは
動物は私たちをより健康的で、幸せな人間にしてくれる。ペットを飼っている人なら、動物が与えてくれる大きな喜びや安らぎをよくご存知だろう。悩みがある時などは特に。ペットの多くは、大切な「家族の一員」とみなされている。 「動物 […] -
ビッグイシューのご案内
認知症になったおかげで仕事のミスが減る? 周囲の理解と働き方次第で「認知症になってもチャレンジできる社会」に
60年前と比べると、日本人の平均寿命は15年以上伸び、男性81歳・女性87歳(※1)となった。さらに2065年には男性84.9歳、女性91.3歳になる見込みがあるという。 ※1:内閣府「平成30年版高齢社会白 […] -
教育
難民認定率0.2%の日本。共に生きるために、対話・生活・就労の場をつくる取り組み-NPO法人 WELgee(ウェルジー)
難民認定率わずか0・2%という日本で、民間の協力を得て、難民の人々を日本社会につなぎ、新たなルートをつくろうと奮闘してきた「WELgee」。企業と協働で彼らの可能性を発掘し、就労に結びつける新プログラムについて聞いた。 […] -
ビッグイシューのご案内
2月15日発売の『ビッグイシュー日本版』353号、表紙は「ホイットニー・ヒューストン」、特集は「大丈夫、認知症。」
2019年2月15日発売のビッグイシュー日本版353号の紹介です。 表紙は「ホイットニー・ヒューストン」、特集は「大丈夫、認知症。」です。 -
ビッグイシューのご案内
ビッグイシューでのインターンは「多くのチャレンジに恵まれた」。グローバルな問題にもつながる発見とは?
ホームレスが路上で販売する雑誌、「ビッグイシュー日本版」。 毎月1日、15日に発売される雑誌の販売者は、全国で約120人(2018年12月現在)。 その販売者たちのサポートは、ビッグイシュースタッフのほか、大学生をはじめ […]