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健康・衛生
“ソシオエステティック”の力を多くの人に知らせたい—NPO法人 ソシオキュアアンドケアサポート
「エステティックの施術によって人を癒やし、励まし、QOL(生活の質)の向上に寄与する」ソシオエステティック(以下、SE)。発祥の地フランスでは医療現場や福祉施設などで広く行われているというSEの力を多くの人に知らせたいと […] -
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「賃貸住宅に住む人は持ち家に住む人より不健康」?! ― 英国の最新研究から住宅政策を考える
「住まい」は私たちの暮らしにかけがえのないもので、「住まい」と「健康」には多くの関連性があることは研究者たちも指摘するところだ。通常、「住まいと健康」の関連性をみる研究では、アンケート形式で回答者の健康状態を5段階評価し […] -
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ホームレス問題に向き合うことで医療コストを大幅削減:「レスパイトケア」を路上生活者に適用する米国の大きな成果
ホームレス問題を語る際に無視できないのが「医療費の増大」である。この世界共通の課題について、海外ではどんな対策が取られているのだろうか。オーストラリアのストリートペーパー『The Conversation』の記事によると […] -
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女性が男性よりうつ病になりやすい理由とは?/有色人種が白人より自殺率が高い理由との共通性
ディオール・バルガスは、ラテン系アメリカ人のフェミニスト。メンタルヘルスの問題に精力的に取り組み、これまでに『Forbes』『Newsweek』『The Guardian』等の媒体に寄稿。ホワイトハウス主催「Champi […] -
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「ペットを飼うこと」の意外なメリット:認知症対策、子どもの健全な育成、病人・囚人にも…その有効性とは
動物は私たちをより健康的で、幸せな人間にしてくれる。ペットを飼っている人なら、動物が与えてくれる大きな喜びや安らぎをよくご存知だろう。悩みがある時などは特に。ペットの多くは、大切な「家族の一員」とみなされている。 「動物 […] -
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水俣病にもがき苦しんだ母が受け入れた受難ー漁師・杉本肇さんの語り部講話@関西大学
患者である家族のもと、5人兄弟の長男として育った杉本肇さん。現在は水俣市で、家業の漁師として、また水俣の悲劇を伝える語り部として活動しています。 (前編「不当な差別、語り継ぐ再生への道―水俣病患者家族が歩んだ60年。漁師 […] -
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記録的な寒波到来で直面するリスク:火事か凍死かー北米で増えるテントシティの実情
“火事で死ぬリスクと凍え死ぬリスク ”ー テント暮らしをしている路上生活者たちが直面する究極の選択について、カナダ(ブリティッシュコロンビア州)のストリート誌『Megaphone』の記事を紹介する。 自由だが […] -
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「ゲーム依存症」は今やWHO認定の疾病ー「生活に支障が出てもゲームを止められない人々」の世界的な増加と診断の難しさ
ゲームを止められない「ゲーム依存症(Gaming Disorder)」が世界保健機関(WHO)に疾病と認定された。これを受け、医療関係者はこの病気が他の精神疾患と異なり、どのような症状を示し、どのような治療法があるのか、 […] -
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薬物依存症の経験者たちが短命なのは薬物の影響ではなく、運動不足!?エクササイズにより治療薬が不要になる効果も
薬物依存症の人たちは救急外来や総合医による手術、つまり病院の常連である。「にもかかわらず、彼らの体の健康についてはほとんど調査がなされていません」とノルウェー科学技術大学臨床医学博士のグレテ・フレムメンは言う。 彼女は薬 […] -
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10年で約25万人もの少女が結婚を強いられている!?-アメリカにおける「児童婚」の実態
日本では女性は16歳から結婚できる年齢とされているが、民法改正案でそれを18歳に引き上げる案が盛り込まれている。これは「18歳以下の結婚」が国際的に見ると「児童婚」にあたるとされているからであろう。下記に「Inter P […] -
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「ウォッカの飲み過ぎで早死に」は短絡的。ロシアの働き盛りの死亡率を押し上げた労働市場の混乱
ここ数年、日本ではアルコール度数の高い缶飲料が店の棚の多くを占めるようになった。各社が競って度数の高い飲料を発売しているところを見ると、「安く酔える」ことが支持されているのだと考えられるが、なぜ以前と比べて人 […] -
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「ダークウェブで薬物を手に入れる若者たち」を大人はどう守ることができるのか
ある調査によると日本で「この 1 年間で薬物を使った知人がいる割合」は、2013年以降有機溶剤が4.8%、大麻が2.8%と高止まりしている。(*) -
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睡眠不足は個人の問題ではない。企業や学校で広がる睡眠確保の動き
18世紀フランスの思想家ヴォルテールがこんな言葉を残している。 神は現世におけるさまざまな心配事の償いとして、われわれに希望と睡眠を与え給うた。 アメリカ疾病対策センターが2016年に発表した報告書を見るかぎり、私たちに […] -
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ハームリダクションー違法薬物注射の常習者のための「合法的薬物注射施設」の効果
「ハームリダクション」って聞いたことありますか? 日本語に訳すのがとても難しいのですが、敢えて日本語に置き換えるなら、「実害軽減措置」でしょうか。薬物使用などの分野で生まれた考え方ではあるものの、すべての依存症、そして精 […] -
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約400万人がヒ素が含まれている水で暮らしている…「いのちの源」である水をめぐる環境抗争が社会ムーブメントに
水を守るべく、背景の異なる数百万もの人々が立ち上がる動きが広がっている。スローガンは「Water is Life(水は生命)」。「水に生かされ、関心が水を生む」を意味するスペイン語の標語が書かれたポスター、壁画、Tシャツ […] -
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水道「民営化」から「再公営化」へ。パリ、市民参加で45億円のコスト削減、ウェールズ、非営利法人による運営
老朽化する水道インフラに、国・自治体が直面する財政難―。その突破口として「日本の水道をすべて民営化しよう」と政府が動き始めている。しかし、水道を民営化した多くの国々では、水道の「再公営化」が湧き起こっている。海外の水道事 […] -
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雨季は洪水、乾季は干ばつ…57本の河川がありながら、集水域の9割が国外にあるバングラデシュ。国境を越えた水問題の解決を主張
南アジア諸国は水資源の確保を巡って、まさに綱渡りの状況にある。この地域では、雨季には洪水が頻発し水の保全どころではないのに、乾季になると干ばつが発生するほどの水不足に見舞われるという厳しい現実がある。関係各国は今すぐ団結 […] -
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銃乱射事件に使われた銃を模して”銃のぬいぐるみ”を縫い続ける女性アーティスト
米国で銃がらみの暴力事件が頻発していることに思い悩んだナタリー・バクスターは、抗議の手段として縫い針を選択した。布で銃のレプリカを作ることで銃規制の議論が深まることを期待する。 -
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「死ぬこと以外カスリ傷」:高知在住のひきこもり経験を持つ男性がつくる冊子「つきゆび倶楽部」より自伝「僕の人生はエンターテイメント」6
(その5を読む) 後記1:そこに存在しているということの凄さ (下田つきゆび)高知が誇る清流四万十川。四万十川は、私が生まれるずっとずっと昔から変わらず存在し続けているのでしょう。一ヶ月ほど前に、西日本最高峰である、石鎚 […] -
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ひきこもり経験を含む人生を総括する:高知在住のひきこもり経験を持つ男性がつくる冊子「つきゆび倶楽部」より自伝「僕の人生はエンターテイメント」5
(その4を読む) ここからは総括的なものを書く。最初に注意事項として書いたとおり僕の人生における登場人物の中に悪人はひとりもいない。つまりは奇跡的な確率で僕は運が悪かった、ということだ。 兄は本当に優しい人だった。今は1 […] -
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定時制高校→短大を経て、最近のこと:高知在住のひきこもり経験を持つ男性がつくる冊子「つきゆび倶楽部」より自伝「僕の人生はエンターテイメント」4
(その3を読む) 短大を卒業して少ししてから、歩き遍路をしたことのある友人に寝袋等の道具一式を借りて僕は旅に出た。 歩き遍路をナメていたつもりは無かったのだが、日常的に履いていたボロくて安価な運動用ですらない靴で旅に出て […] -
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完全ひきこもり3年を経て高校受験を志す:高知在住のひきこもり経験を持つ男性がつくる冊子「つきゆび倶楽部」より自伝「僕の人生はエンターテイメント」3
(その2を読む) そんなこんなで3年が過ぎ、何も考えないように薄暗い部屋でずっと天井を見つめていたら、ふと「高校へ行かなきゃ・・・」って思いが強烈に湧いて出てきて涙が出た。 母にそのことを伝えると黙って定時制高校のパンフ […] -
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中学でひきこもった僕の、完全ひきこもりの3年間:高知在住のひきこもり経験を持つ男性がつくる冊子「つきゆび倶楽部」より、自伝「僕の人生はエンターテイメント」2
(その1を読む) 僕が完全にひきこもることになるのは中学2年生から3年間。ひきこもった理由はいくつかあって、中学生になると兄より僕の方が体格が良くなっていて力も僕の方が上になっていた。そのためか兄による僕への暴力は無くな […] -
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中学でひきこもった僕の、誕生から本格ひきこもりまで:高知在住のひきこもり経験を持つ男性がつくる冊子「つきゆび倶楽部」より、自伝「僕の人生はエンターテイメント」1
2017年2月25日・26日に大阪府豊中市で開催された、ひきこもりにかかわるイベント「若者当事者全国集会」を取材したのをきっかけに、編集部メンバーは高知在住のひきこもり経験のある男性と出会った。 男性の名は下 […] -
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認知症介護は長期戦。家族の介護体験、家族交流会は貴重な社会資源。独自のプログラムで介護家族を支援:NPO法人HEART TO HEART
社会の高齢化とともに認知症患者が増加の一途をたどる中、独自のプログラムで介護家族を支援するNPO法人「HEART TO HEART」。昨年には、親の介護を理由に仕事を辞める「介護離職」を防ごうと企業内研修や電話相談の取組 […] -
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水は必須の「社会的共通資本」。水道民営化はNG、世界の潮流はすでに“再公営化”へ
市場原理がもちこまれ、世界では1980年代から民営化が進んだ水道。しかし、料金の上昇や水質悪化などが頻発、再公営化への揺り戻しが起きている。そんな中、日本は「水道法」改正で今から水道民営化へ舵を切ろうとしている。関良基さ […] -
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【提言】これまでのパチンコ政策の4つの課題、課題の解決に向けて。
世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、昨年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。ビッグイシュー日本版309号では、帚木蓬生さん(精 […] -
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世界のギャンブルマシーンの60%も集中しているギャンブル大国日本の現状レポート。
世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、昨年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。『ビッグイシュー日本版』309号では、帚木蓬生さん […] -
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4月15日発売のビッグイシュー日本版309号、表紙は「ナオミ・ハリス」、特集は「ギャンブル障害 パート2」
4月15日発売のビッグイシュー日本版309号の紹介です。 表紙は「ナオミ・ハリス」、特集は「ギャンブル障害 パート2」です。 スペシャルインタビュー:ナオミ・ハリス ドラッグ依存症のポーラ役。「私がどんなに境界線を引いて […] -
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全米初の違法薬物の合法的注射施設、シアトルで開設か。ハームリダクション運動家のシロ・マーフィーに聞く
カナダやヨーロッパ、オーストラリアに既に開設されている合法的薬物注射施設が、ついにアメリカでもシアトルに開設されそうな気配です。しかも、そのプロジェクトを推進しているのが、薬物常用者のスタッフが51%を占める非営利団体ピ […]
