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健康・衛生
10年で約25万人もの少女が結婚を強いられている!?-アメリカにおける「児童婚」の実態
日本では女性は16歳から結婚できる年齢とされているが、民法改正案でそれを18歳に引き上げる案が盛り込まれている。これは「18歳以下の結婚」が国際的に見ると「児童婚」にあたるとされているからであろう。下記に「Inter P […] -
健康・衛生
「ウォッカの飲み過ぎで早死に」は短絡的。ロシアの働き盛りの死亡率を押し上げた労働市場の混乱
ここ数年、日本ではアルコール度数の高い缶飲料が店の棚の多くを占めるようになった。各社が競って度数の高い飲料を発売しているところを見ると、「安く酔える」ことが支持されているのだと考えられるが、なぜ以前と比べて人 […] -
健康・衛生
「ダークウェブで薬物を手に入れる若者たち」を大人はどう守ることができるのか
ある調査によると日本で「この 1 年間で薬物を使った知人がいる割合」は、2013年以降有機溶剤が4.8%、大麻が2.8%と高止まりしている。(*) -
健康・衛生
睡眠不足は個人の問題ではない。企業や学校で広がる睡眠確保の動き
18世紀フランスの思想家ヴォルテールがこんな言葉を残している。 神は現世におけるさまざまな心配事の償いとして、われわれに希望と睡眠を与え給うた。 アメリカ疾病対策センターが2016年に発表した報告書を見るかぎり、私たちに […] -
健康・衛生
ハームリダクションー違法薬物注射の常習者のための「合法的薬物注射施設」の効果
「ハームリダクション」って聞いたことありますか? 日本語に訳すのがとても難しいのですが、敢えて日本語に置き換えるなら、「実害軽減措置」でしょうか。薬物使用などの分野で生まれた考え方ではあるものの、すべての依存症、そして精 […] -
健康・衛生
約400万人がヒ素が含まれている水で暮らしている…「いのちの源」である水をめぐる環境抗争が社会ムーブメントに
水を守るべく、背景の異なる数百万もの人々が立ち上がる動きが広がっている。スローガンは「Water is Life(水は生命)」。「水に生かされ、関心が水を生む」を意味するスペイン語の標語が書かれたポスター、壁画、Tシャツ […] -
健康・衛生
水道「民営化」から「再公営化」へ。パリ、市民参加で45億円のコスト削減、ウェールズ、非営利法人による運営
老朽化する水道インフラに、国・自治体が直面する財政難―。その突破口として「日本の水道をすべて民営化しよう」と政府が動き始めている。しかし、水道を民営化した多くの国々では、水道の「再公営化」が湧き起こっている。海外の水道事 […] -
健康・衛生
雨季は洪水、乾季は干ばつ…57本の河川がありながら、集水域の9割が国外にあるバングラデシュ。国境を越えた水問題の解決を主張
南アジア諸国は水資源の確保を巡って、まさに綱渡りの状況にある。この地域では、雨季には洪水が頻発し水の保全どころではないのに、乾季になると干ばつが発生するほどの水不足に見舞われるという厳しい現実がある。関係各国は今すぐ団結 […] -
健康・衛生
銃乱射事件に使われた銃を模して”銃のぬいぐるみ”を縫い続ける女性アーティスト
米国で銃がらみの暴力事件が頻発していることに思い悩んだナタリー・バクスターは、抗議の手段として縫い針を選択した。布で銃のレプリカを作ることで銃規制の議論が深まることを期待する。 -
健康・衛生
「死ぬこと以外カスリ傷」:高知在住のひきこもり経験を持つ男性がつくる冊子「つきゆび倶楽部」より自伝「僕の人生はエンターテイメント」6
(その5を読む) 後記1:そこに存在しているということの凄さ (下田つきゆび)高知が誇る清流四万十川。四万十川は、私が生まれるずっとずっと昔から変わらず存在し続けているのでしょう。一ヶ月ほど前に、西日本最高峰である、石鎚 […] -
健康・衛生
ひきこもり経験を含む人生を総括する:高知在住のひきこもり経験を持つ男性がつくる冊子「つきゆび倶楽部」より自伝「僕の人生はエンターテイメント」5
(その4を読む) ここからは総括的なものを書く。最初に注意事項として書いたとおり僕の人生における登場人物の中に悪人はひとりもいない。つまりは奇跡的な確率で僕は運が悪かった、ということだ。 兄は本当に優しい人だった。今は1 […] -
健康・衛生
定時制高校→短大を経て、最近のこと:高知在住のひきこもり経験を持つ男性がつくる冊子「つきゆび倶楽部」より自伝「僕の人生はエンターテイメント」4
(その3を読む) 短大を卒業して少ししてから、歩き遍路をしたことのある友人に寝袋等の道具一式を借りて僕は旅に出た。 歩き遍路をナメていたつもりは無かったのだが、日常的に履いていたボロくて安価な運動用ですらない靴で旅に出て […] -
健康・衛生
完全ひきこもり3年を経て高校受験を志す:高知在住のひきこもり経験を持つ男性がつくる冊子「つきゆび倶楽部」より自伝「僕の人生はエンターテイメント」3
(その2を読む) そんなこんなで3年が過ぎ、何も考えないように薄暗い部屋でずっと天井を見つめていたら、ふと「高校へ行かなきゃ・・・」って思いが強烈に湧いて出てきて涙が出た。 母にそのことを伝えると黙って定時制高校のパンフ […] -
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中学でひきこもった僕の、完全ひきこもりの3年間:高知在住のひきこもり経験を持つ男性がつくる冊子「つきゆび倶楽部」より、自伝「僕の人生はエンターテイメント」2
(その1を読む) 僕が完全にひきこもることになるのは中学2年生から3年間。ひきこもった理由はいくつかあって、中学生になると兄より僕の方が体格が良くなっていて力も僕の方が上になっていた。そのためか兄による僕への暴力は無くな […] -
健康・衛生
中学でひきこもった僕の、誕生から本格ひきこもりまで:高知在住のひきこもり経験を持つ男性がつくる冊子「つきゆび倶楽部」より、自伝「僕の人生はエンターテイメント」1
2017年2月25日・26日に大阪府豊中市で開催された、ひきこもりにかかわるイベント「若者当事者全国集会」を取材したのをきっかけに、編集部メンバーは高知在住のひきこもり経験のある男性と出会った。 男性の名は下 […] -
健康・衛生
認知症介護は長期戦。家族の介護体験、家族交流会は貴重な社会資源。独自のプログラムで介護家族を支援:NPO法人HEART TO HEART
社会の高齢化とともに認知症患者が増加の一途をたどる中、独自のプログラムで介護家族を支援するNPO法人「HEART TO HEART」。昨年には、親の介護を理由に仕事を辞める「介護離職」を防ごうと企業内研修や電話相談の取組 […] -
健康・衛生
水は必須の「社会的共通資本」。水道民営化はNG、世界の潮流はすでに“再公営化”へ
市場原理がもちこまれ、世界では1980年代から民営化が進んだ水道。しかし、料金の上昇や水質悪化などが頻発、再公営化への揺り戻しが起きている。そんな中、日本は「水道法」改正で今から水道民営化へ舵を切ろうとしている。関良基さ […] -
健康・衛生
【提言】これまでのパチンコ政策の4つの課題、課題の解決に向けて。
世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、昨年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。ビッグイシュー日本版309号では、帚木蓬生さん(精 […] -
健康・衛生
世界のギャンブルマシーンの60%も集中しているギャンブル大国日本の現状レポート。
世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、昨年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。『ビッグイシュー日本版』309号では、帚木蓬生さん […] -
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4月15日発売のビッグイシュー日本版309号、表紙は「ナオミ・ハリス」、特集は「ギャンブル障害 パート2」
4月15日発売のビッグイシュー日本版309号の紹介です。 表紙は「ナオミ・ハリス」、特集は「ギャンブル障害 パート2」です。 スペシャルインタビュー:ナオミ・ハリス ドラッグ依存症のポーラ役。「私がどんなに境界線を引いて […] -
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全米初の違法薬物の合法的注射施設、シアトルで開設か。ハームリダクション運動家のシロ・マーフィーに聞く
カナダやヨーロッパ、オーストラリアに既に開設されている合法的薬物注射施設が、ついにアメリカでもシアトルに開設されそうな気配です。しかも、そのプロジェクトを推進しているのが、薬物常用者のスタッフが51%を占める非営利団体ピ […] -
健康・衛生
即戦力になれない若者たち。若者自身が学び、乗り越えていく仕掛けづくりをしたい
ビッグイシュー・オンライン編集部より:本誌連動企画として、「中央ろうきん若者応援ファンド2016」の特集記事をお届けします。[この記事は「中央ろうきん若者応援ファンド」の提供でお送りしています] 若者応援ファ […] -
健康・衛生
困難を抱える女性と子どもの居場所「WACCA」。出会いがもたらす「場の力」で生活再建を支える:認定NPO法人 女性と子ども支援センター「ウィメンズネット・こうべ」
神戸市に、シングルマザーやDV被害女性など、さまざまな困難を抱えた女性とその子どもたちのための「WACCA」という居場所がある。生活再建を支える新たな取り組みと、そこに集う女性たちが抱える悩みと課題を聞いた。 安心と尊重 […] -
健康・衛生
既成概念に染まりたくない! 黒い肌、自然のままの健康的な髪。私たちは、ありのままの容姿で幸せになりたい
唐突ですが、あなたは自分の容姿が好きですか?私は若いころも、そして老けた今も自分の容姿に関して、「まぁ、こんなもんだろ」と受け入れていますが、子どもの頃は唇の厚さが気になって写真に写る時にいつも下唇を噛んでごまかしていた […] -
健康・衛生
娯楽目的の大麻は合法化、違法薬物所持はソーシャルワーカーへ:米国シアトルの薬物問題への新たな取り組み
アメリカの貧困拡大とともに増える薬物依存と犯罪。刑務所では収容しきれなくなっているほどです。そこで、警察や検事、ソーシャルワーカーが連携し、薬物常用者が薬物依存に至った根本的な問題の解決に着手しはじめたのです。 依存症の […] -
健康・衛生
8月1日発売のビッグイシュー日本版292号!表紙&インタビューはスティーブン・スピルバーグ」、特集は「夏こそ眠る」!
8月1日発売のビッグイシュー日本版292号の紹介です。 表紙はスティーブン・スピルバーグ、特集は「夏こそ眠る」。 スペシャルインタビュー スティーブン・スピルバーグ あの『E.T.』が公開されたのと同じ年に、ロアルド・ダ […] -
健康・衛生
ドラゴン(薬物依存)と闘う人々:薬物の過剰摂取で年間何百人もが亡くなる米国・マサチューセッツ州の取り組み
ヘロインやアヘンの過剰摂取で毎年何百人もが亡くなる中、社会の様々な分野で人々が立ち上がった。元依存症者のトラビス・“フェザーホーク”・スナイダーに、3年に及ぶ依存症との闘いについて聞いた。また、ボストンをはじめマサチュー […] -
健康・衛生
親からの虐待、精神疾患などが原因で生活習慣が身につけられなかったことが人間関係の悪化を招いている。
[この記事は「中央ろうきん若者応援ファンド」の提供でお送りしています] 雑誌ビッグイシュー247号では「BONDプロジェクト」の活動や成り立ちをご紹介しています。「妊娠しても頼る人がいなくて、援助交際を続ける子もいます」 […] -
健康・衛生
希少疾病を抱えて生きるのは、地雷原を歩いているようなもの
ヴェスナ・アレクソフスカは、マケドニアの希少疾病患者団体「ライフ・ウィズ・チャレンジ」の会長である。 彼女は7歳のときにゴーシェ病と診断された。細胞や特定の臓器に脂肪性物質が蓄積し、疲労や貧血、肝臓や脾臓の肥大、あざ、骨 […] -
健康・衛生
近年、ヨーロッパでもっとも自殺者が増加した国は?緊縮経済下のギリシャと世界各地の自殺予防対策について
近年、緊縮経済下で2010年以降自殺者が急増しているというギリシャ。その原因となる社会背景や、自殺者数を減少させた国々の取り組みについて、ギリシャ唯一のストリートペーパー(※)である『シェディア』のレポートをお届けします […]