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原発ウォッチ!
ウクライナの原発2ヵ所占拠、あわや原子炉破壊の危機
2月24日にロシア軍が突如としてウクライナに侵攻を開始した。プーチン大統領の予想を超えて戦闘は長期化し、同氏は質・量ともに攻撃をエスカレートさせている。今では化学兵器や核兵器使用の恐れも指摘されている。今や兵士の犠牲も […] -
貧困・ホームレス
“安心感を得るため”に路上生活者を襲撃する弱者たちー安全確保に必要な施策を考える
路上に座る女性の前で、2人の男が立ち止まった。「今夜どこで寝るの?」と尋ね、隣に座って何か耳打ちする。女性が動じることなく無視していると、捨てゼリフを吐いて去っていった。「ああいう輩は相手にしない方がいいんで […] -
ビッグイシューのご案内
6月1日発売の『ビッグイシュー日本版』432号、表紙は「倍賞千恵子」、特集は「ぷらす“数学”」
2022年6月1日発売のビッグイシュー日本版432号の紹介です。 表紙は「倍賞千恵子」、特集は「ぷらす“数学”」です。 -
公正・包摂
「富豪に増税を!」と各国政府に訴える富豪たち。#Taxmenow の格差是正ムーブメント
「われわれ金持ちに、早急に課税を!」と大富豪たち自身が声を上げ、各国政府にプレッシャーをかける動きがいくつも起きている。そのひとつ、2021年初めにドイツ語圏の国々で立ち上がった「タックスミーナウ」(#Tax […] -
アート・文化
『三人の女たちの抗えない欲望』の著者リサ・タッデオにインタビュー。女性の欲望やトラウマ、権利を描く
怒り、欲望、トラウマ体験、女性の人生のリアルを丹念に描き、高い評価を受けている米国の作家リサ・タッデオに『ビッグイシュー・オーストラリア』が話を聞いた。 -
アート・文化
路上生活者だけでなく「ホームレスを生みだす構造的問題」を可視化するプロジェクト『Faces of Homelessness』
「ホームレス問題」と聞くと、路上生活者があたりをウロウロすることと捉える人が多いが、そこが問題なのではない。路上生活者が生まれる構造上の問題こそが「ホームレス問題」の本丸である。米国の写真家ジェフリーA・ウォ […] -
健康・衛生
米国で後を絶たない銃乱射事件。「銃の買い取りプログラム」で銃犯罪は減らせるか
米国内で相次ぐ銃乱射事件に、今あらためて銃規制への関心が高まっている。しかし、最近の政治動向を見る限り、大した対策は期待できそうもない。銃の販売を制限する「銃規制法」が導入される日も、いつかは来るかもしれない […] -
気候・自然
続く、追跡犬ユニットの試練。トリパノソーマ症で追跡犬を失い、2回目の子犬の訓練
ケニアのマサイマラ保護区(※1)で小型飛行機を自ら操縦し、ゾウ密猟対策活動や野生動物の保護に奔走する滝田明日香さん。象牙・銃器の探知犬、密猟者の追跡犬とともに保護活動を担っているベテラン追跡犬の後継候補として、7匹の子犬 […] -
アート・文化
100歳で人気ブロガーになり映画出演も。ダグニー・カールソンの「人生訓」とは
ダグニー・カールソンは1912年生まれ。タイタニックが沈んだ年だ。スウェーデンのクリシャンスタード市にて、金物屋のビクトール・エリクソンと妻のシグリッド・エリクソンの間に、5人きょうだいの長女として生まれた。 […] -
公正・包摂
障害者の性体験をサポートする仕事「セクシャル・コンパニオン」
マーティン(仮名)は、ジェシカと過ごす時間にお金を払う。ジェシカは、障害者の性体験をサポートする「セクシャル・コンパニオン」で10年以上のキャリアを持つ。今日も二人は裸で横たわり、見つめ合い、相手の体温を感じ、肌に触れ合 […] -
気候・自然
ダーウィンの「表情の進化論」――“表情”や“表情を読み取る力”は本能か
英国の自然科学者チャールズ・ダーウィン(1809-1882年)は、歴史に残る「自然淘汰」理論を提唱し、「種の進化」について世に広めた人物だ。しかし彼の業績はそれだけではない。ダーウィンには『人及び動物の表情について』とい […] -
ビッグイシューのご案内
5月15日の『ビッグイシュー日本版』、表紙は「又吉直樹」、特集は「こちら『宇宙天気』予報」
2022年5月15日発売のビッグイシュー日本版431号の紹介です。 表紙は「又吉直樹」、特集は「こちら『宇宙天気』予報」です。 -
イベントレポート
ブロックチェーン技術で社会課題を解決する、まったく新しい未来とは―BIG ISSUE LIVE #14
ブロックチェーン技術と社会課題-異色の組み合わせのように見えるものでも、アイデア次第でおもしろく、また大きな効果を生む取り組みになりえる。 -
イベントレポート
「本当に自己責任?」ビッグイシュー販売者の体験談から早稲田大学の学生は何を受け止めたか
ビッグイシューでは、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、高校や大学などで講義をさせていただくことがあります。今回の行先は早稲田大学の平和学Iの授業。講義を企画してくださったのは、社会科学総合学術院の堀芳枝 […] -
アート・文化
街中の貧富を可視化する―写真家ロバート・ガンパートの作品『ディビジョン・ストリート』
2022年3月、写真家ロバート・ガンパートはサンフランシスコ市内に広がる経済格差をテーマとした新刊『ディビジョン・ストリート』を発表した。近隣に住んでいても、持てる者と持たざる者は越えられない深い溝に隔てられ […] -
原発ウォッチ!
柏崎刈羽原発、施設支える杭が損傷。主筋18本のうち7本が破断、11本が変形
東京電力HDが再稼働をめざす柏崎刈羽原発(新潟県)では、ID(個人識別)カードの不正使用、施設周辺の監視カメラの故障放置など昨年からトラブルが続いている。そしてまた、新たなトラブルが出てきた。 -
教育
子どもだけで通学させることは世界の非常識?/徒歩通学のメリットや必要性を考え始めた国々の動き
子どもがランドセルを背負い、一人で徒歩または電車で通学する光景は日本ではごく普通のこと。しかし、世界的に見るとまだまだ「親の送り迎え」が通学手段の主流だ。国によって治安や距離の問題もあろうが、子どもたちだけで通学すること […] -
健康・衛生
キラキラなポジティブさは時に有害。ネガティブな感情と向き合う経験が心理的柔軟性を育む
「プラス思考でいこう」「物事の良い面を見よう」「いつも前向きに」――こんな励まし系の文言がFacebookやInstagramのフィードに流れてきたことはないだろうか。前向きであれと訴えるメッセージは良かれと […] -
ビッグイシューのご案内
5月1日発売の『ビッグイシュー日本版』430号、表紙は「オードリー・ヘプバーン」、特集は「“カビ”の世界」
2022年5月1日発売のビッグイシュー日本版430号の紹介です。 表紙は「オードリー・ヘプバーン」、特集は「“カビ”の世界」です。 -
公正・包摂
動物園・水族館にも「アニマルウェルフェア」の尺度を
従来の動物園といえば、世界のいろんな場所から連れて来られた動物たちが、鉄格子をはめたコンクリートの檻に入れられ、刑務所を思わせるものがあった。健康状態は悪くはないのだろうが、多くはじっと宙を見つめ、小さな檻の […] -
平和・協同
両親と兄を残してリヴィウの戦禍から英国に逃れた姉妹、のどかな村で想うこととは
戦争から逃れるウクライナの難民が、ようやく英国にも到着し始めている。北東部ヨークシャー地方の高地地帯にあるクラパム村に避難先を見つけた一家を『ビッグイシュー・ノース』(英マンチェスター拠点)が取材した(202 […] -
イベントレポート
社会課題をテクノロジーで解決するWeb3.0入門―BIG ISSUE LIVE #13 イケダハヤトが語る「社会課題×Web3.0」
ブロックチェーンを使った新たなテクノロジーによって、「中央集権型」ではなく「分散型」を加速させる仕組みが生まれた。それは、私たちを取り巻くインターネット環境を飛躍的に変化させると言われている。 今回のBIG ISSUE […] -
イベントレポート
AR三兄弟・川田十夢さんに『社会問題を解決するためのテクノロジー』について聞く/BIG ISSUE LIVE
AIなどのテクノロジーが発達していくと、人間社会にどのように影響があるのだろうか。 2022年2月28日に開催されたオンラインイベント「BIG ISSUE LIVE」では、プログラマー・開発者であり、開発ユニット「AR三 […] -
イベントレポート
住まいの問題に取り組む国際NGOハビタット・ジャパン、日本では入居支援だけでなく「片付け支援」も/BIG ISSUE LIVEより
ビッグイシュ―が「住まいの問題」をテーマにしたトークイベントをすると聞くと、貧困が原因で住まいを失ってしまった人たちへの支援を想像するかもしれない。しかし貧困だけでなく、高齢者、障害者・病気がある人なども住まいを確保する […] -
気候・自然
「ミート・パラドックス」―肉食を減らしたいけど減らせない人へのアドバイス
肉や乳製品を食べるときに、その影響にまで真剣に思いを馳せる人はごく少数派だろう。しかし、世界規模で多大な影響があるとの警鐘が鳴らされ続けている。英アングリア・ラスキン大学心理学部で「種差別」(ヒト以外の生物に対する差別) […] -
平和・協同
ホームレスシェルターの滞在者たちがハルキウの市民をサポートする側に
ウクライナの戦闘が激しくなる中、2番目に大きな都市ハルキウ*1では、大勢の市民の生活拠点が地下に移されたままだ。ロシア国境からたった15マイル(約24km)しか離れていないウクライナ北東部のこの街では、大勢の […] -
ビッグイシューのご案内
4月15日発売の『ビッグイシュー日本版』429号、表紙は「ユン・ヨジョン」、特集は「恐れない都市『フィアレス・シティ』」
2022年4月15日発売のビッグイシュー日本版429号の紹介です。 表紙は「ユン・ヨジョン」、特集は「恐れない都市『フィアレス・シティ』」です。 -
アート・文化
コロナ禍、戦争…混乱の時代に取り入れたいオノ・ヨーコの「セルフケア」精神
オノ・ヨーコと言えばジョン・レノンの妻、平和活動家として広く知られているが、幼少期より日本とアメリカを行き来して育ち、大学で音楽と詩を学んだ前衛芸術家だ。彼女の詩がジョン・レノンにインスピレーションをもたらし […] -
健康・衛生
初めて、甲状腺がんで東電を提訴。10年間、手術や転移、差別に怯えてきた若者たち
福島原発事故で被曝したことにより甲状腺がんになったとして、6人が損害賠償を求めて東京電力を訴えた。福島原発事故による被曝が原因での訴訟は全国でも例がなく、画期的なことである。2022年1月27日、東京地裁に提訴した男女 […] -
平和・協同
ウクライナ避難民に対し市民は柔軟な支援体制を見せるも、「お役所仕事」がネックとなっている英国の現状
ロシアによるウクライナ侵攻以来、遠く離れた日本にも避難民が少しずつ到着している。その数、400人強。(2022年4月5日現在)2020年度に難民認定したのは47人のみ(難民認定率0.5%)と、難民の受け入れに […]