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アート・文化
「マムアンちゃん」作者、ウィスット・ポンニミットさん登壇のトークイベントレポート「お金持ちでも、家がたくさんあっても、不安な心がある。それが問題じゃないの?」
タイのマンガ家ウィスット・ポンニミット(愛称タムくん)が描く、まっすぐで優しくて時にちょっぴり哲学的な女の子マムアンとその仲間たちの何気ない日常を描いた人気漫画「マムアンちゃん」。2007年から『ビッグイシュ […] -
アート・文化
「勝利至上主義でないスポーツ」の可能性とは/サッカー(スポーツ)大会運営勉強会レポート
アマチュアスポーツ界を中心に、パワハラや体罰などの問題が相次いでいる昨今。その多くが競争や勝ち負けを最優先される状況下の中で発生していますが、同時に不登校やホームレスの当事者など、スポーツとは無縁と思える人々にサッカーの […] -
アート・文化
囚人たちは過去の自分へと手紙を綴り、人生を見つめ直す トレント・ベルの 『リフレクト』プロジェクト
2013年、商業写真家のトレント・ベルは、友人が懲役36年の判決を受けたという衝撃的な知らせを聞いた。教養もあり、専門家として活躍し、夫であり、4人の子がいる友人。その後数ヶ月、ベルは不安に取り憑かれた。友人が過ちを犯し […] -
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ラジオの普及度99%。異常気象、健康、教育、時にリスナーが議論 ―インド全域に200局、村民がつくるコミュニティラジオ放送
人口12億5千万、公式言語は18、母語として登録されている言語は1652を数えるインドには、現在200ほどのコミュニティラジオ局が存在する。農村のニーズに密着し、全国メディアにも地方メディアにも取り残された地域に浸透して […] -
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デザイナー業界からも注目を集める『ビッグイシュー台湾』のクールな表紙デザイン: ストリートペーパーならではの表紙づくりとは
ホームレスの人々の路上脱出を支援するため、1991年に英国で生まれた『ビッグイシュー』。今では、その意義に賛同した有志達が、それぞれに独立した団体・企業として各国版の『ビッグイシュー』を立ち上げ、雑誌発行を行っている(英 […] -
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「ホームレスの人にも図書館は開いた場所であるべき」or「他の利用者はどう思うか?」/「ホームレス支援とアート」イベントより(3)
「ホームレス支援とアート」イベント、続いて、参加者も交えた質疑応答がなされました。 イベントレポート2「アートを通して、ホームレスの人々はつながりを取り戻せる。「創造は、希望」/「ホームレス支援とアート」イベントより(2 […] -
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アートを通して、ホームレスの人々はつながりを取り戻せる。「創造は、希望」/「ホームレス支援とアート」イベントより(2)
「ホームレス支援とアート」イベント、続いて新人H ソケリッサ!代表であるアオキ裕キさんが登壇。 「アートはホームレス支援や多様性に向けてのプロセスの一部になりえる/「ホームレス支援とアート」イベントより(1)」を読む ア […] -
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アートはホームレス支援や多様性に向けてのプロセスの一部になりえる/「ホームレス支援とアート」イベントより(1)
東京マラソンやオリンピックなど、大規模スポーツイベントなど際に、「ホームレスの人々の排除」が問題になります。ホームレスの人々を「排除」するのは、ホームレスの人々は「そこではないどこか」へ「移動」させられるにすぎません。そ […] -
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世界中に2億人いる知的障害者。彼らへの差別をなくす取り組み「スペシャルオリンピックス」は今年で50周年
2018年7月20日、知的障害のある人たちの国際的なスポーツ組織「スペシャルオリンピックス」が50周年を迎えた。スペシャルオリンピックスを生んだ街・シカゴのストリートペーパー『Street Wise』が、その歴史を振り返 […] -
アート・文化
BRAHMANボーカル・TOSHI-LOWが語る、ビッグイシュー、震災、音楽と社会。
「起こるとわかっていたことが起きたなら、誰よりも早く動けるんだから、生きている人に手を差し伸べるのは当たり前」- -
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いしいしんじ/柴崎友香/星野智幸/長嶋有/津村記久子/阿部和重/乃南アサの描く「ホーム」をテーマにした書き下ろしショートストーリー
ホームレス状態の人々に、様々な「ホーム」を用意しようと奮闘してきたビッグイシュー日本版は2018年9月で15周年を迎えます。“ホーム”と聞いて、あなたは何を想像しますか。“家”や“本拠地”など様々な意味があり […] -
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9月1日発売の『ビッグイシュー日本版』342号、表紙・特集は15周年記念「『ホーム』をめぐる7つのショートストーリー」
9月1日発売のビッグイシュー日本版342号の紹介です。 表紙・特集は15周年記念「『ホーム』をめぐる7つのショートストーリー」です。 -
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非常食×保存食×タネ、心と身体を元気にするBOSAI食/-西川 亮さんに聞く
阪神・淡路大震災を風化させない「シンサイミライノハナ」プロジェクトを機に立ちあがったNPO「Co.to.hana(コトハナ)」。3・11以降の取り組みを代表の西川亮さんに聞いた。 神戸、アチェ、東北。国境を超えて咲いた「 […] -
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スポーツイベントの誘致は地元の財源にメリットなし!?大規模赤字を招く可能性のあるワールドカップ
2018年6月14日から7月15日にかけてロシアで開催された「FIFAワールドカップ」が大いに盛り上がったのは記憶に新しい。しかし、大規模スポーツイベントの開催は、地元経済や住人たちにとって必ずしも喜ばしいものではないよ […] -
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「白い自転車」の意味を知っていますか?-自転車事故現場に置かれる「ゴーストバイク」の世界的ムーブメント
米国の自転車事故による負傷者数は年間4万5千人から5万人、2016年は840名の死亡者を出した(*1)。そんな中、亡くなった現場に「ゴーストバイク」が設置されるムーブメントが広がっている。事故に遭った自転車を […] -
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写真家・岡原功祐さんが撮る、ある販売者とその読者
暑さ厳しい7月某日、写真家の岡原功祐さんが新宿南口のビッグイシュー販売者を撮影しました。 -
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新人Hソケリッサ! 10周年企画 東京近郊路上ダンス 「日々荒野」ツアー#14 国立奥多摩美術館
路上生活者および路上生活経験者のメンバーで構成されたダンスグループ、「新人Hソケリッサ!」。10周年企画 東京近郊路上ダンス 「日々荒野」ツアーが行われている。14回目の会場、国立奥多摩美術館でのパフォーマンスをレポート […] -
アート・文化
「興味」があなたの人生を拓いていく-大人の自由研究のススメ
あらゆる人が「自分らしく」生きることを応援している「ビッグイシュー日本版」。この雑誌では「ワンダフルライフ」という「自分の興味・関心を極めて生きている人々」を紹介するコーナー(不定期掲載)がある。読むたびに「 […] -
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死刑囚の選ぶ「最後の食事」とは?-写真家ヘンリー・ハーグリーブスの作品から毎週死刑が執行されているアメリカの死刑制度を考える
人生最後の食事を選ぶとしたら、どんなメニューにするだろうか? ありがちなステーキとベイクドポテト? それとも今まで一度も食べたことのないもの? 世界的に有名な写真家ヘンリー・ハーグリーブスは、シリーズ作品「ア・イヤー・オ […] -
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炎上や摩擦を回避するために知っておきたい「文化コード」。それはあなたの職場や身の回りにも存在している
趣味や嗜好で繋がるSNSにどっぷり浸かっていると気づきづらいことだが、世の中には「文化コード」という概念がある。 同じ文化コードの中にいる間は摩擦が少ないが、違う文化コードに触れるときには他者は自分とは異なる文化コードが […] -
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映画『犬ヶ島』は日本が舞台。ハリウッド人気監督の最新作について主役スターたちが語る舞台裏
ウェス・アンダーソン監督の最新作『犬ケ島』は大物スターが勢ぞろい、美的な魅力に溢れるだけでなく、大切なメッセージも込められた作品だ。ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、ブライアン・クランストンら主役スターが作品につい […] -
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トランスジェンダーの女優が演じたトランスジェンダーの苦悩/映画『ナチュラルウーマン』のダニエラ・ヴェガが語る現実
2017年公開のチリ映画『ナチュラルウーマン』は、トランスジェンダーの女優が主演を務めた映画として初めてアカデミー賞外国語映画賞を受賞、映画史にその名を刻んだ。 *「トランスジェンダー」:自分の思っている心の性別と、もと […] -
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好きで路上生活をしているわけではない。必要なのは“他の選択肢”と“希望”-ウガンダのデザイナーが作品を通して訴えたいこと
ウガンダ出身のデザイナー、ジョシュア・ムグメ・ムプウガ(25)は初めてドイツを訪れた時、路上生活者がたくさんいることにとても驚いた。ウガンダのみならずドイツもがホームレス問題に直面していることを知った彼は、「希望」のメッ […] -
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住宅ローンや高すぎる家賃に縛られない。災害だって怖くない、「動く小屋」!?
モノが溢れている日本において、「断捨離」や「ミニマリズム」を実践しているという人は多いだろう。これらは「本当に必要なもの」を自分に問いかけるきっかけにもなるため、ずいぶんと広まってきたように感じられる。しかし […] -
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31歳で失業してホームレス状態になった彼の、再就職までの道のりとは
「これまで自分を支えてくれた人、この場にいる皆さんに感謝しています」 (C)Natsuki YASUDAこの言葉はホームレスワールドカップの元日本代表選手の佐々木善勝さんがダイバーシティカップの閉会式で語った言 […] -
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さまざまな人が混ざり合う、ひとときのお祭り/路上ダンス「ソケリッサ」の玉姫公園ツアーレポート
「日々生きることに、目を向けざるえない身体」が踊りで表現するとき、何が生まれるのだろうか――そんな想いから、路上生活経験者によって結成されたダンスグループ「新人Hソケリッサ!」(以下、ソケリッサ)。ビッグイシ […] -
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AI化が進む世の中で必要なのは「合意形成力」を育む教育-平田オリザさんの講演&「コミュニケーション教育」体験ワークショップより
AI化が進むと、「作業」が減り、人間がやらなければならない仕事は減っていくと言われている。では、「人間がやらなくてはならない、人間に残る仕事」とはどのようなもので、それにはどのような力が求められるようになり、その力はどの […] -
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アーシュラ・K・ル=グウィンが小説家の卵にメッセージ「あきらめないでほしい。書きつづけるかどうかは自分が決めること」
2018年1月23日のアーシュラ・K・ル=グウィン死去のニュースを受け、『ビッグイシュー日本版』250号のスペシャル・インタビューより記事を転載します。ー 米国の作家アーシュラ・K・ル=グウィン(以下、ル=グウ […] -
アート・文化
電子書籍にない「紙の本」の力&「小さな図書館(まちライブラリー)」の魅力とは
日本での電子書籍利用者はここ数年で増え続け、2021年度には2016年度の約1.6倍の3,120億円程度となると言われている。(impress 2017年7月27日付記事より)保管スペースを気にせずにすぐに買えて、「あの […] -
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カズオ・イシグロが13年前に語っていた「小説ならではのアプローチ」
2017年10月にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ。「ビッグイシュー日本版」では今をさかのぼること13年前、2004年11月1日発売のTHE BIG ISSUE JAPAN 16号(SOLD OUT) […]