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8月1日発売のビッグイシュー日本版364号、表紙は「『セサミストリート』リリー」特集は「ホームレス(HOMELESS)支援をアップデートする」
2019年8月1日発売のビッグイシュー日本版364号の紹介です。 表紙は「『セサミストリート』リリー」、特集は「ホームレス(HOMELESS)支援をアップデートする」です。 -
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家を爆撃され逃亡してきた若者がドイツで拘置所に入るハメに。少年犯罪と移民増加の相関関係
難民受け入れ政策で知られるドイツだが、少年犯罪においては移民の割合が異常に高いという実状があるようだ。それだけ聞くと、「移民は怖い」「移民は暴力的」と思うかもしれないが、若くして自国を離れなければならなかった彼ら一人ひと […] -
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有権者9億人を支える電子投票システムとは/世界最大の民主主義国インドの場合
世界的に「民主主義」がさまざまな脅威にさらされている。恣意的な選挙区割り、扇動的キャンペーン、ソーシャルメディアの操作、外部からのハッキング、他国からの干渉など、その手口はさまざまだ。そうした中、世界最大の民主主義国イン […] -
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世界の死刑執行件数は減少する中、日本はこの10年で国内最多の15件執行
2018年の世界的な死刑執行件数は前年度より31%減少、少なくともこの10年では最も少なかった。しかし国際人権NGO「アムネスティ・インターナショナル」は、数字としては減っているものの、依然として世界各地で ”冷酷な” […] -
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犯罪加害者家族を孤立させても犯罪は減らない。1500件以上の相談から見えてきた課題—NPO法人 World Open Heart
仙台市を拠点に2008年、国内で初となる犯罪加害者家族の支援を始め、これまでに1500件以上の相談を受けてきた「NPO法人 World Open Heart」。理事長の阿部恭子さんに、加害者家族が直面している問題や支援の […] -
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前科だらけだった元ホームレス生活者が、ホームレス支援プロジェクトのファンドレイザーとして活躍。再起に必要なのは「チャンス」
「ムーチ」の愛称で知られる男キース・アシュレイは、違法行為を繰り返しながら生きてきた。そんな彼を待っていたのは、路上生活と刑務所だった。だが、看守や保護観察官などから受けた親切がきっかけとなって、人生が好転。60歳になっ […] -
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インターネットは必ずしも世界に等しく開かれているわけではない。政治的思惑で「分断」される国々
インターネットは「世界に開かれた公共の場」のようなもの、大半の人はそう捉えているだろう。しかし実際のところは、国家間の対立が繰り広げられている「分断された空間」といえるのだ。 -
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「障害者雇用」は障害者のためではない。穏やかなコミュニケーションにより「誇らしい職場」をつくるインクルージョン推進レストラン
ドイツ北部の都市キールにある「フライシュティール(Freistil)」は、一般的なレストランとはひと味違う。障害のある人とない人が肩を並べて働くレストランなのだ。そこでは、障害の有無でスタッフを区別せず、いわゆる「インク […] -
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情報公開制度は「公益を追求するもの」、行政情報は国民共有の知的財産― 三木 由希子さんに聞く
公文書の管理や情報公開が問題となっている。そもそも公文書とは? 情報公開は市民にどんな意味があるのか? NPO法人「情報公開クリアリングハウス」理事長の三木由希子さんに聞いた。 -
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小学生から高齢者まで、無職も働き盛りも、障害のある人もない人も。みんなで歌う「コミュニティ合唱団」がオーストラリアで人気上昇中
“歌う娯楽”といえば日本ではカラオケ。仲間とワイワイ、時にはひとりで熱唱、ストレス発散している人も少なくないようだ。大声で歌うことは単純に気持ちが良いものだし、健康維持にも良いとされている。 そんな「歌う」ことのメリット […] -
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水俣病にもがき苦しんだ母が受け入れた受難ー漁師・杉本肇さんの語り部講話@関西大学
患者である家族のもと、5人兄弟の長男として育った杉本肇さん。現在は水俣市で、家業の漁師として、また水俣の悲劇を伝える語り部として活動しています。 (前編「不当な差別、語り継ぐ再生への道―水俣病患者家族が歩んだ60年。漁師 […] -
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誤報、フェイクニュース、デマ・でっちあげ、虚報、プロパガンダ。 誰もがファクトチェックに参加できる仕組みをつくりたい ―ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)
誤報、デマ、フェイクニュースなど、社会に広がる“誤った情報”に気づくためには、どうしたらいいのか? 解決策の一つである「ファクトチェック」(事実に関する言明の真偽・正確性を検証する活動)を行い、公表している「ファクトチェ […] -
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殺害、拉致、投獄:世界中の犯罪や政府の汚職に立ち向かうジャーナリストたち
取材活動中に殺害されるジャーナリストの数はこの数年、減少傾向にある(*1)。しかし、「報道の自由」が世界的に脅威にさらされているのは相変わらずだ。イタリアのストリート誌『スカルプ・デ・テニス』が、「国境なき記者団(Rep […] -
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無職・生きづらさを持つ若者たちが人生の目的を見つけるための場所「ポテンシャル・ホテル」
デンマークの都市ヘアニングにある「ポテンシャル・ホテル」は、若者たちの自立をサポートする施設だ。デンマークのストリートペーパー『フス・フォービ』が、ホテル責任者のシッセ・フィヨルド・ニールセンと、入居者二名に […] -
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多様な家族を認めない「憲法24条」改憲案。育児や介護の負担増、結婚・離婚も不自由になる?!― 山口 智美 さん
「緊急事態条項」の創設と並んで、現在、自民党が優先的に推し進める改憲案が、家族や結婚、性の平等にかかわる「憲法24条」の改定だ。その狙いと背景について、山口智美さん(モンタナ州立大学教員)に話を聞いた。 育児や介護は家族 […] -
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キャッシュレス社会のメリットは脱税対策、デメリットはプライバシー侵害と社会的弱者の排除。消費を促すために個人の自由は侵害されていく
キャッシュレス社会の到来で現金が消滅すれば、脱税対策にはなるだろう。しかし、社会で最も弱い立場にある人々の排除が強まり、個人の自由が脅かされるかもしれない。ギリシャのストリートペーパー『シェディア』が「キャッシュレス社会 […] -
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自閉症の息子との接し方を変えたら楽になった/ベトナム出身の作家キム・チュイのインタビュー
ベトナム出身でカナダのケベック州に暮らす作家キム・チュイは、自身のルーツ(*1)や難民経験をもとにした5冊の小説(仏語)を発表、うち3冊は英語にも翻訳されている。彼女には16歳になる自閉症の息子がいて、彼は言 […] -
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障害者のなかでも差別を受けやすいのはの女性と子どもたち
国連が発表した最近の報告によると、障害のある子どもは社会で最も疎外されているグループのひとつであり、そのなかでも差別を受ける可能性が高いのは女性や女児だという。障害のある子どもや女性が暮らす世界の現状について専門家に話を […] -
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自動運転車の実用化に向けた技術的・倫理的・社会的課題とは
自動車はその発明以来、私たちを大いに興奮させ、イマジネーションを掻き立ててきた。そして今、「自動運転車」が路上を埋め尽くす未来が現実になろうとしている。自動運転車が日常風景になるまでに解決しなければならない技術的、倫理的 […] -
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知られていない「憲法改正国民投票」のルール。莫大な資金、広告に支配される危険性ー求められるCM規制、均等配分、第三者機関の設置― 本間 龍さん
憲法改正などをめぐる国民投票が行われる際、有権者がより公平な情報に基づいて判断を下せるよう、欧州諸国では広告規制が行われている。しかし、日本の「国民投票法」には広告規制がほぼ存在せず、与党が圧倒的に有利な状況 […] -
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イタリア産のトマトソースは経済移民の奴隷的な苛酷労働で作られている!?
南イタリアでは、アフリカなどから流れ着いた「経済移民」*が貧しい暮らしを送り、ギャングたちに搾取され、トマト農園でこき使われている現状がある。そこに誕生したコミュニティプロジェクト「サンカラの家」が、約200 […] -
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囚人たちは過去の自分へと手紙を綴り、人生を見つめ直す トレント・ベルの 『リフレクト』プロジェクト
2013年、商業写真家のトレント・ベルは、友人が懲役36年の判決を受けたという衝撃的な知らせを聞いた。教養もあり、専門家として活躍し、夫であり、4人の子がいる友人。その後数ヶ月、ベルは不安に取り憑かれた。友人が過ちを犯し […] -
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7人の仲間を女性議員に。新憲法に女性の権利導入目指し、国際会議「ワン・ボイス」を開催 ─ 「リビア女性の声」創設者、アラア・ムラビト
2011年の「リビア革命」以降、リビアは民主化への移行過程にある。しかし、女性の政治参加や地位向上を目指すNGO「リビア女性の声」を設立したアラア・ムラビトにとって、仕事はまだまだこれからだ。 -
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世界中に2億人いる知的障害者。彼らへの差別をなくす取り組み「スペシャルオリンピックス」は今年で50周年
2018年7月20日、知的障害のある人たちの国際的なスポーツ組織「スペシャルオリンピックス」が50周年を迎えた。スペシャルオリンピックスを生んだ街・シカゴのストリートペーパー『Street Wise』が、その歴史を振り返 […] -
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「難民鎖国」状態なのに難民は急増。当事者への聞き取り、アウトリーチ、地域と、顔の見える場と関係をつくる—NPO法人 名古屋難民支援室
日本で難民申請する人が増え続ける中、東京に次いで申請者が多いと言われる名古屋地区で、難民の生活支援とともに、法的な側面からのサポートを行う「NPO法人 名古屋難民支援室」。コーディネーターを務める […] -
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アルゴリズムが格差を広げていく?就職活動、裁判やローン審査にも影響する可能性
私たちがインターネットで何かしらを「検索」する時、その検索結果の表示順位を決めているのは「アルゴリズム」だ。 -
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障害者が自ら選んだ道で競争できる「インクルーシブ・ソサエティ(共生社会)」を目指して
1948年イギリスで発祥、1988年ソウル大会よりオリンピックと同じ場所で開催されるようになったパラリンピックだが、テレビ放送ではハイライトのみなどオリンピックと比べると圧倒的に少ない。 そんな中、2012年ロンドンパラ […] -
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「当事者力」を高め、自己決定力を育む。就学前後の障害児とその家族を支援—NPO法人 文化・福祉・人権サポート アエソン
兵庫県播磨地域で、障害のある人の相談支援や地域活動支援を行う「NPO法人 文化・福祉・人権サポート アエソン」。最近では特に、障害のある就学前後の子どもとその家族を支える活動に力を入れている。同法人・代表理事、政本和子さ […] -
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ダウン症の子の保護者たちが結成した新体操クラブ。生徒も先生も幸せを感じられる活動とは
学習障害のある若者たちと、教えることが大好きなボランティア指導者がタッグを組むと、まさに生きる喜びを体感できる体験を生み出せるようだ。イタリアで発行されているストリートペーパー「Scarp de’ tenis」が、学習障 […] -
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原発作業と除染作業、被曝労働の実態-40年で労働災害認定は、わずか17人。低賃金で働かされる外国人実習生
「国会エネルギー調査会(準備会)」が被曝労働に関する会合を6月12日に開いた。同調査会はエネルギー問題を国会で議論しようと議員有志が2012年に組織した集まりだ。代表は河野太郎氏と近藤昭一氏の2名(ただし河野氏は外務大臣 […]
