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気候・自然
57頭「ゾウの大移動プロジェクト」 その4/17日間の活動を終え、見習いレンジャーは無事キャプチャーレンジャーに
ケニアのマサイマラ保護区(※ ケニア南西部の国立保護区。タンザニア側のセレンゲティ国立公園と生態系は同じ。)で小型飛行機を操縦し、象牙・銃器の探知犬、密猟者の追跡犬とともに、ゾウ密猟対策や野生動物保護に奔走する滝田明日香 […] -
アート・文化
障がいのある人たちが営む事業の形‐地域に根づいた本文化を継承する「あおぞら古書店」(宝塚・阪急山本駅前)
兵庫県宝塚市・阪急山本駅から東方向に歩いて1分。線路沿いの小さな古書店の棚には、小説、文芸評論、芸術関係、思想哲学といった本やCDがずらりと並ぶ。 ここは「あおぞら古書店」。いわゆる地域支援センターと呼ばれる福祉事業所で […] -
健康・衛生
わずか8分ほどの視聴でも危険。TikTokの「痩せインスピレーション(thinspiration)」コンテンツが若者に与える問題
オーストラリアの若者の約半数が「自分の見た目に満足していない」という調査結果がある。ソーシャルメディアが、他者との比較や、およそ現実的でない不健康な美の追求を助長するなど、ボディ・イメージの問題を悪化させているのだ。だれ […] -
経済・産業
表紙は「キリアン・マーフィー」、特集は「よい再エネ 地域との共生へ」/12月1日発売『ビッグイシュー日本版』516号
12月1日発売『ビッグイシュー日本版』516号の表紙は「キリアン・マーフィー」、特集は「よい再エネ 地域との共生へ」です。 (リレーインタビュー 私の分岐点)クリエイティブディレクター・映像作家 林 希さん 人を動かすコ […] -
気候・自然
57頭「ゾウの大移動プロジェクト」その3/ムエア国立公園からアバディア国立公園への移動中に起こったこと
ケニアのマサイマラ保護区(※1)で小型飛行機を自ら操縦し、ゾウ密猟対策活動や野生動物の保護に奔走する滝田明日香さん。2023年、ケニア政府から麻酔銃の所持許可書を得て、野生動物治療が可能になった。「ゾウの大移動プロジェク […] -
ジェンダー
フェミニズムとジェンダー、障害福祉の専門書店「サッフォー」はつながり続けるためのSafer Space(茨城県)
茨城県・つくば駅から歩いて20分ほどの住宅地の中に、フェミニズム・ジェンダー・障害福祉の本を中心に扱う個人書店「サッフォー」はある。決して利便性がよいわけではない立地だが、筑波大生や地元の人はもちろん、東京など県外からわ […] -
気候・自然
違法薬物は製造プロセスにおいても悪影響。気候や社会の破壊に着目しよう
気候変動が地球に壊滅的な影響をもたらすという事実をなかなか受け入れられない者たちがいる(第47代アメリカ大統領トランプ氏が最たる例だ)。悪影響を裏付ける科学的エビデンスはずいぶん前から出回っているにもかかわらず、化石燃料 […] -
イベントレポート
お金に不自由のない家庭環境に育った男性が、路上へ出てしまった理由とは——ビッグイシュー販売者が大阪府立吹田高校へ出張講義
有限会社ビッグイシュー日本では、ビッグイシューの活動やホームレス問題への理解を深めるため、高校や大学で出張講義をさせていただくことがあります。 今回ビッグイシュー日本の大阪事務所長・吉田と販売者の入島さんが向かったのは、 […] -
ビッグイシューのご案内
表紙&特集は「わたしの隣人 エスニックマイノリティ」、スペシャルは「リリー・ジェームズ」/11月15日発売の『ビッグイシュー日本版』515号
リレーインタビュー 私の分岐点)俳優 弓削智久さん 1999年に「小市民ケーン」で俳優デビューし、2002年には「仮面ライダー龍騎」(テレビ朝日系)の由良五郎役で注目を集め、映画やドラマを中心に活躍を続けている弓削智久( […] -
公正・包摂
「ベーシック相続」で格差社会の是正を目指すー2家族が国民半分の合計資産より多くを占有するドイツの現状
日本だけでなく世界中で広がる格差問題。その理由と対策について、政治学者マルティナ・リナルタスにドイツ・ハンブルクのストリートペーパー『ヒンツ&クンスト』誌が話を聞いた。 『ヒンツ&クンスト』誌:あなたは「ドイツは実力主義 […] -
原発ウォッチ!
世界銀行とアジア開発銀行が原発融資解禁へ/原発推進国が強く働きかけ
国際開発金融機関(MDB:Multilateral Development Bank)は途上国の貧困削減や持続的な経済・社会的発展を金融や技術などで支援することを目的に、各国の出資で設立された金融機関だ。世界銀行(以下、 […] -
健康・衛生
毎年10万人以上を殺し、依存症者を生み出し続ける鎮痛薬「フェンタニル」
米国アラバマ州モービル郊外ーーコリー・ジェイムズ(40歳)が友人を亡くした夜のことを語る。「救急車を呼んだけど、手遅れだった。あんな状況を目の当たりにして、これは本当にヤバいって思ったんだ」。手術後の痛みを和らげるために […] -
アート・文化
表紙は「Ado」、特集は「あたりまえを壊す人類学へ」/11月1日発売の『ビッグイシュー日本版』514号
11月1日発売の『ビッグイシュー日本版』514号の表紙は「Ado」、特集は「あたりまえを壊す人類学へ」です。 (リレーインタビュー 私の分岐点)俳優 金城大和さん 2010年に俳優としてデビューして以来、舞台や映画、テレ […] -
平和・協同
もし吉祥寺がガザだったら――高橋真樹さんによる『ガザ・サーフ・クラブ』解説
ガザについて報道されるとき、映し出されるのはたいてい、爆撃シーンや瓦礫に覆われたまちの光景ではないだろうか。それは、「視聴率が取れるから」と「わかりやすい」映像や写真が使われるからだ。爆撃の前に何が起こっているかは、ほと […] -
公正・包摂
ガザの現実を「憎しみの連鎖」で片づけない――高橋真樹さんが語る『私は憎まない』の背景
日本では、大手メディアによるガザの報道は減ってきている。そして報道される場合でも、「憎しみの連鎖」や「宗教の問題」などという誤解を生む表現が使われるケースもある。しかしこの報道の裏には、長年続いてきた封鎖と占領、そして見 […] -
平和・協同
空爆の合間の “ふつうの暮らし”――映画『ガザ 素顔の日常』上映と関根健次さんトーク
2025年10月、吉祥寺で、大手メディアがあまり報道しないテーマにスポットライトを当てた「UNKNOWN cinema」開催された。第1回となる今回はパレスチナのガザ地区を舞台にした4つのドキュメンタリー映画が上映され、 […] -
ビッグイシューのご案内
57頭「ゾウの大移動プロジェクト」- セスナ、ヘリコプター、獣医、レンジャー50人が奔走
ケニアのマサイマラ保護区(※1)で小型飛行機を自ら操縦し、象牙・銃器の探知犬、密猟者の追跡犬とともに、ゾウ密猟対策活動や野生動物の保護に奔走する滝田明日香さん。2023年、ケニア政府から麻酔銃の所持許可書を得て、野生動物 […] -
健康・衛生
オピオイド服用の注意点ー腸や呼吸の異常、思考の変化
『フレンズ』のチャンドラー・ビング役で知られる俳優マシュー・ペリーは、2022年に発表した自伝『Friends, Lovers, and the Big Terrible Thing: A Memoir』の中で、鎮痛剤オ […] -
ビッグイシューのご案内
「ゾウの大移動プロジェクト」に参加、4人の見習いレンジャーたちに、14日間同行することに
ケニアのマサイマラ保護区(※)で小型飛行機を自ら操縦し、象牙・銃器の探知犬、密猟者の追跡犬とともに、ゾウ密猟対策活動や野生動物の保護に奔走する滝田明日香さん。2023年、ケニア政府から麻酔銃の所持許可書を得て、野生動物治 […] -
アート・文化
表紙は「シム・ウンギョン」、特集は「編む人たち」/10月15日発売『ビッグイシュー日本版』513号
10月15日発売の『ビッグイシュー日本版』513号の表紙は「シム・ウンギョン」、特集は「編む人たち」です。 (リレーインタビュー 私の分岐点)タレント 折井あゆみさん 2005年に「AKB48オープニングメンバーオーディ […] -
イベントレポート
路上生活者の統計が「0」の奈良県大和高田市で、ビッグイシューが出張講義をする意味
ビッグイシュー日本では、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、教育機関や市民向け講座などで講義をさせていただくことがあります。 今回の行き先は、奈良県大和高田市です。法務省の人権啓発テーマの一つが「ホームレスに対する偏 […] -
まちづくり
「排除アート」の設置はだれの責任か
街中で見かける曲線デザインのベンチ、その間に設けられた仕切りや肘かけ。これらは、人が横になって休めないようにするためのデザインだ。空間を守るという視点では“防御的”かもしれないが、社会的弱者からは“敵対的”にも見え、日本 […] -
健康・衛生
処方薬が原因で依存症に― 数十万人が死に至ったアメリカのオピオイド危機とは
「強い副作用がある」「使用にあたり厳格な注意が必要」とされた薬は、医師が処方箋を書き、薬剤師が調剤する。その薬のせいで、何十年の間にもわたって数十万人が死亡、というようなことはあってはならない。 しかしアメリカでは「正規 […] -
ビッグイシューのご案内
見えていないし、耳も聞こえていない。麻酔がきいたキリン暴走
ケニアのマサイマラ保護区(※1)で小型飛行機を自ら操縦し、象牙・銃器の探知犬、密猟者の追跡犬とともに、ゾウ密猟対策活動や野生動物の保護に奔走する滝田明日香さん。2023年には、ケニア政府から麻酔銃の所持許可書を得て、野生 […] -
被災地から
平和を願い、福島と郡山の空襲を伝えた「はやまっ子」の子ども語り 語り部、品竹悦子さんに聞く
この夏は戦後80年を迎え、戦没者慰霊式典とともに、平和と非戦を考える集まりが全国各地で開かれた。福島県内で、戦争や東日本大震災など人々が体験した災厄や、地域に残る民話や風習、文化を地元の人々の言葉で伝えている女性がいる。 […] -
健康・衛生
嗅覚の重要性ー生き残る確率を高め、人生を豊かにする感覚
「匂い」は五感の中でもあまり重要視されにくいが、実は記憶や感情と密接に関連し、アイデンティティ形成にも深く関与している。子どもの頃によく行っていた場所ーーそこでしょっちゅう会っていた人たちの顔や名前はよく思い出せないのに […] -
健康・衛生
表紙は「オアシス」、特集は「人間と薬物。そのつきあい方」/2025年10月1日発売の『ビッグイシュー日本版』512号
2025年10月1日発売の『ビッグイシュー日本版』512号の表紙・裏表紙は「オアシス」、特集は「人間と薬物。そのつきあい方」です。 (リレーインタビュー 私の分岐点)タレント 戸島 花さん 2005年「AKB48オープ […] -
原発ウォッチ!
狭い土地、断層多数の「美浜原発」に増設方針–脱炭素は急務にもかかわらず
2025年7月22日、関西電力は美浜原発(福井県美浜町)で原子炉増設のための地質調査を再開すると公式に発表した。もし新設ということになれば、福島第一原発事故後、初ということになる。いまだ福島第一原発事故で発令された原子力 […] -
公正・包摂
罪を犯した人を収容する矯正施設で、聖職者が提供する“パストラルケア”とは
ドイツのある矯正施設では、4人の聖職者がパストラルケア(収容された人を「犯罪者」としてではなく「一人の人間」として向き合い、その内面・苦悩・希望に寄り添う、心と魂のケア)に従事している。地元のストリートペーパー『トロット […] -
まちづくり
「地域レジリエンス」を高める必要性:災害に備えた相互支援体制を
2023年12月、オーストラリアの北クイーンズランドは記録的な洪水に見舞われた。洪水が引いた後、住民の関心は後始末と復旧作業に向いた。寄付物資の仕分け、近隣住民の安否確認、家の清掃など、互いに支え合いながら危機に対処して […]
